ちば産学官連携プラットフォームは、台風や地震等の大規模災害が発生した際に、参画校が地方自治体や産業界と連携し、情報を共有しながら、危機管理や地域の災害支援活動を行うために、取り決めを行っています。
災害発生時に参画校がなすべき対応は、災害の種類や程度などにより異なりますが、各参画校の規模や施設設備等の状況に応じて、千葉市内6区役所と協調して、市民の不安軽減に協力することとしています。一例として、「キャンパスの一時開放」「福祉避難所の開設」「備蓄品の提供」「ボランティアの派遣」「スマホ充電場所の開放」「シャワー等の開放」「無線LANの開放」などが挙げられますが、これらを参画校全てがどの災害でも提供できるわけではありません。いざという時は、市役所や区役所等を通じて調整が行われることをご理解ください。
また、防災・減災の視点から、地域とともに生きる大学・短期大学として、災害に対する地域のリスクマネジメントに、どのような貢献ができるかを、千葉市防災対策課との定期的な協議を行っています。

なお、千葉市では、地域住民が主体となって避難所を運営する「避難所運営委員会」の取り組みが進められており、既に稲毛区内の避難所運営委員会に参画校からアドバイザーや研修講師を派遣するなどの取り組みも行われています。今後、千葉市内の「避難所運営委員会」の活動とどのような連携ができるのかを検討していきます。
千葉市「避難所運営委員会」
